エレベーター 対談

こんどー>
なんでサウンドノベルツクールで製作なさったんですか?

あ六>
こげさんの掲示板にとある返信を書いたとき
サウンドノベルで作ってみようかな~
なんていう発言をしてしまった

それが原因です。証拠は残ってないですがね(笑)

こんどー>
ほうほう
けっこう軽いノリで決まっちゃったんですね(苦笑)

あ六>
まあ後は、自分が色々なツールで作ってみたいと
思っていたからでしょうね、元々

こんどー>
なるほどなぁ<色々なツール
まだなんかレアなツールで作る気ですか(苦笑)

あ六>
アドバンスはやられましたね~、自分はPCで配布できないのでアレですが(汗)

こんどー>
「やられた」とかそういう大会じゃねえっすよ(苦笑)
基準がズレてる(笑)

あ六>
ああ~
それはよく思いますね

自分的には順位なんてのはほとんど関係ないし
自分の好きな作品は、ことごとくみんなの基準からずれてるし。。。

こんどー>
それはツクールだけでなく、市販作品にしてもってことですかね

あ六>
そうですね、ジャンプで好きな作品はことごとく打ち切りになります(笑)

こんどー>
ジャンプのターゲット層からずれまくってるんでしょうね(爆)

あ六>
ああ、今のジャンプじゃ珍しくないですね・・・

あと、こんどーさんが実況なされたHSCも
自分はドラコン5で一番面白い作品に入れたんですよね

そのことについて掲示板で書いたときにサウンドノベルの悲劇が・・・

こんどー>
既に悲劇扱いかよ(笑)


「エレベーター」という題材について

こんどー>
にしてもサウンドノベルツクールで作った今作、エレベータを題材に選んだのはなぜなんですか?

あ六>
ええっと、映画のキューブというのをご存知ですか?
それか乙一のSEVENROOMS、

こんどー>
なんだっけ、聞いたことはあります。空間に閉じ込められて…っていうサスペンスものでしたっけ
乙一は読んだことないんですよ。

あ六>
そうですそうそう!

乙一のほうも同じような題材の作品で
それらに影響されて、何か密室系のものを作ろうと思ったんですよ
んで、浮かんだのがエレベーターだった、ってだけですはい

こんどー>
ほーーー!
確かに身近な密室といえばまずエレベータが挙がりますよね


ゲームシステムについて

こんどー>
今回の作品はアドベンチャー風味ということですが、謎解きが含まれているんですか?

あ六>
え~と、ほんとは最初エレベーターを使ったミステリー
みたいなのを作ろうと思ったのですが
自分の技量の低さを思い知りまして、それらの要素はほとんどない感じになっています

こんどー>
ありゃ
ではどんな物語、ゲームにしあがっているんでしょう?

あ六>
簡単に言うと、殺人クラブです

こんどー>
殺人クラブ?

あ六>
簡単に言い過ぎました(汗)

学校であった怖い話
というゲームの中の一つの話なんですが
その話だけちょっと特殊なシステムが使われているんですね

それで、そのシステムというのが、
制限時間以内にとあるものを見つける、というもので
一つの選択肢を選ぶごとに時間が減っていくシステムなんです

リアルタイムで進行するものではないですが
まあ、そんな感じで限られたターン以内に、なんとか脱出を図る
そんな話になっています

こんどー>
ターンは選択肢に応じて減っていくようなカンジなんですかね

あ六>
とある場所限定なんですが、減っていきます

こんどー>
時間制限のあるサウンドノベルってのはなかなかスリルがありそうですね(汗)

あ六>
そうですね、すでにプレイなされたラプラスさんにも難しいって言われてしまいました(汗)

こんどー>
あー、難易度の設定ですかー。確かになかなか難しそうだ!
そのへんはプレイヤーにある程度「勘付かせる」センスがいりそうですね。
ノウハウというか。

あ六>
そうですね、あと、ラプラスさんの言葉を借りると、ホラータイプだそうです
実はこの話の元ネタは、2chのオカ板からなんですよね(笑)

今は見てないですが、昔ちょっと見てたときに
目にしたやつですね


市販のサウンドノベルゲームについて

こんどー>
ホラータイプのサウンドノベルっていうと魔女たちの眠りとかざくろの味を思い出します

あ六>
魔女たちの眠りはやったことあります(笑)
ざくろは名前だけはしってますね

こんどー>
あれけっこうトンデモですよね(苦笑)<魔女たちの

あ六>
トンでもですね(汗)
エンディングの後の話とか結構長かった気ガ・・・

こんどー>
私は彼女に食い殺された時点でやめました(汗)

あ六>
そんな話もありましたね(笑)

個人的にホラー系の最高峰は、やっぱ学校であった怖い話です
一時期サウンドノベルにはまっていたときがあって結構プレイしたのですが
どれも微妙でした(笑)

こんどー>
確かにチュンソフト以外はクォリティが微妙だったのを覚えています(苦笑)
学校は語りの微妙さを「学生が話している」っていう建前でうまくカバーしていた気が。

あ六>
キチガイゲーなら黒の十七が一つ抜けてますけどね

こんどー>
黒の17はニコニコでちょっとだけ見たなー
羽音だけこわくて見られません(汗)
色んなサイトをググって内容はおおまかにつかみましたが、知れば知るほど動画だけは見られない(汗)

あ六>
あれは(笑)
基本的になんていうか酷い話ばかりで、面白くないんですよね、選択肢も一辺倒だし
酷い、っていうだけで、怖れ、みたいなのはちょっと少なかった気がします

こんどー>
らしいですね。なんかハズレを選ぶと即死みたいな。

あ六>
ですね(笑)


作品の雰囲気について

あ六>
エレベーターは、どちらかというと雰囲気が怖い、って感じなのかな?

こんどー>
雰囲気…、そのへんはなにか意識されたんですか?
ホラーっぽさというか、やはりその制限時間というか

あ六>
ああ~、ゲーム中は基本的に音楽は流していません
サイレントです
制限のほうは、あんまり怖さに直結してはこないと思います

こんどー>
おー、効果音のみってことですか。

あ六>
そうですね、というかちょっと使いたい効果音みたいなのが
BGM仕様だったもんで、いっそのことBGMをなくしてしまおうと(爆)

こんどー>
閉塞感からくる圧迫というか、無機質な静けさというか、
そのへんが伝わってきそうです<サイレント

あ六>
そうですそうです!、こんどーさんが言ってることが正しい


サウンドノベルツクールについて

あ六>
ああ、あと、ノベツクにはたくさん曲があって、どれもいい曲ばかりなんで
作業とか、まったりしたいときとかにオススメです!
自分のゲームではBGMが流れないので、せめてここだけでも宣伝しておきます(笑)

こんどー>
私も持ってますから知ってますよ(苦笑)
とりあえずコブラツイストかけてたころが懐かしいです(爆)

あ六>
ノベツクといったら逆版パラダイス(笑)
導入の部分だけでも、あれにどれだけ影響を受けたことか・・・

こんどー>
影響受けますよね。
もう超えられないな、と思った(笑)

あ六>
(笑)あれは神すぎて、ツク3で再現しようかと思ったほど

こんどー>
けっこう伊集院が作った卒業証書も好きでしたよ(笑)
主人公がヒロインを助けに屋上へガンガン上ってくシナリオがすげー好きでした
選択肢が表示されたように見せかけて「ここで君に いいえ を選ぶ権利はない」とか言い出すところでもうアウト(笑)

あ六>
ああ~、実は卒業はあんまりやってなかったり
逆版ばっかやってた気がします(汗)

こんどー>
逆版はシナリオ多すぎて中身覗いて満足した覚えがある(爆)

あ六>
(笑)


まとめ

こんどー>
最後に、一言アピールしておきたいポイントとかございますか?

あ六>
前々に書いたとおり、やっぱり自分のゲームを楽しむベクトルは
変な方向に向いてるんでしょうな~
ええっと

息抜き 

この一言に尽きます

こんどー>
息抜きっすか

あ六>
ノベツクのセーブはメモリーカードを使わない本体セーブなので
その日のうちにクリアできるようなものじゃなきゃダメなんですよね

こんどー>
あ、そうなっちゃうんですか。
消してからできなかったでしたっけ?
パスワードを無理やりつくるしかないのか。

あ六>
リセットするとデータは消えちゃうので、パスワードしかないっぽいです
ガッツリやるゲームなら、他にたくさんあるんで
やっぱり息抜きにプレイしてもらいたいです

こんどー>
短い時間なら私もプレイできそうです(笑)

あ六>
プレイ時間は30分から・・・・2時間です(爆)

こんどー>
すげー幅があるな(苦笑)

あ六>
ラプラスさんの奮闘ぶりを拝見しまして、ちょっと延長しましたorz
速攻でやろうと思ったら10分でも終わってしまう内容なんですが
結構、クリアパターンを捜すのが大変だったみたいですorz

こんどー>
やっぱその難しさから来るところですか(苦笑)

あ六>
ですね(苦笑)

こんどー>
なんにせよ、私もプレイするのを楽しみにしてます。
本日はどうもありがとうございました!

あ六>
はいほい!