こんどー>
今回は作品を応募していただきありがとうございました!
非常にギリギリまで作品を作り続けていらっしゃったそうで、おつかれさまです。
wajiko>
界隈に居座って五年目にしての快挙です
こんどー>
いや、ホントに完成してよかった(笑)
wajikoさんの作品はドラコン5のときからずっと待ってましたからねぇ。
いやー長かった!
今はひとまず完成したことを素直に喜び褒め称えたいです!
wajiko>
ドラコン5はえーと
トラムが優勝したときだ
あれアンシール?
こんどー>
ドラコン5っつーとUN.SEALですね。
私としても作品公開は2作品目でした。
wajikoさんが速攻でレビュー掲示板にレスをつけてくれたのを今でも覚えています。
あれは嬉しかったなぁ。
wajiko>
ドラコン二冠を果たしたこんどーさんに待ち望まれていたわけです。これは相当なプレッシャーですよ
おかげでこんどーさんが参加しなくなるまで完成できない病気になってしまいました
こんどー>
待ち望む人間なんて誰でもいっしょですよ(笑)
こんどー>
今回の作品「シンプル20時間シリーズ はじめてのラストダンジョン (帝王祭版)」は
いったいどういった作品になってるんでしょうか?
wajiko>
長くてすいませんねタイトルw
文字通りラストダンジョンから始まります
そんで魔王を倒しておしまい、のダンジョン一個ゲーです
こんどー>
おお!?
なんだそれは、言葉通りに受け取ると
いきなり最後のダンジョンから始まるって言うことでしょうか
ダンジョンが1つしかないと。たった一人の最後のボスが潜むダンジョンであると。
wajiko>
その通り!
ボスは階層ごとにいるんですけどねw
でも入ったまま投げっぱなしです
逃げることはできません
こんどー>
おお、潜りゲーですね。
深い深いダンジョンの奥底に潜っていくような。
ある意味すごくストイックなゲーム。
wajiko>
アレなんですよね、ゲームスタートすると既に魔王の城に潜入した状態から始まって
それこそなんの画面が暗転したら移動可能になるんです
ホントに何も無い
こんどー>
おお、OPナシか!
いきなり冒険に放り投げだされる形。
wajiko>
「よし、魔王城に潜入したぞ」の一言くらいあったほうが良かったなと思います
こんどー>
DQ1だって状況説明くらいはあったんですもんね(苦笑)
wajiko>
それは完全版で補完すると言うことで
こんどー>
完全版?
wajiko>
今回送ったのはあくまで「帝王祭版」なんです
こんどー>
要するに体験版ですよね(爆)<帝王祭版
wajiko>
そこですよ!
体験版じゃないんです!
こんどー>
あれっ、体験版じゃないんですか?
wajiko>
話をさかのぼりますと
ドラコン当時作ってた拙作「DD」は一枚のフィールドにダンジョン30個近く置いて
そのフィールドが三個も四個もあるゲームだったんです
要するに無駄な長編と
それは当然のようにエターナりまして
こんどー>
当然のように(苦笑)
その後何年かにわたってみんなに「まだですか」って言われることになるわけですね(笑)
FLASHもあって宣伝してるのになんでできねーんだと(笑)
wajiko>
言われ続けてた間はいずれ完成させるつもりでいましたw
今思えばそんなボリュームの奴を完成させられるわけ無いんですよwww
そして18年のときが流れた…
こんどー>
いまさっきの1990年の話だったんですか(笑)
wajiko>
で運命の去年が訪れるわけです
プライベートで色々あった年です
悟りましたね、「ダンジョン30個も40個も作れねぇよ」と。
己を大きく推し量りすぎるなと。ダンジョン5個がせいいっぱいだろうがと。
これがオフ会で見せた通称「ラグナグロリア」ですね
こんどー>
なるほど、最初は小さいRPGから作り始めろってのはツクールの基本でもありますよね。
それでラグナグロリアにつながるわけですね
wajiko>
はい。五個くらいなら何とかなるだろうと思ったんですよ
脚本もいい感じのが思いついて
俺はやるぞ俺はやるぞ俺はやるぞと。
こんどー>
おお、軌道に乗ったと!
確かにオフ会で見せていただいて、すごく楽しくなりそうでした。
wajiko>
けどこれがまたエターナった!
wajiko>
なんというか、「間」が埋められないんですよ
こんどー>
間?
wajiko>
なんというか、RPGは街があって、装備買って、敵と闘って、お話進めて、じゃないですか
こんどー>
そうですね、色んなシーンをつなぎ合わせてひとつの物語にするっていう。
wajiko>
その「お話を進める」部分の本筋じゃない例えば町の人だとか、そういうのが作ってて楽しくないんです
1から10まで本筋で語りたくなっちゃう
こんどー>
ああー、なるほど。わかります。そういうつまらない作業って何かしら誰にでもありますよね。
wajiko>
で、そこに派生してギャグ話とかも挟みたい
本筋のシリアスな話の中だと挟めるんだけど町の人の会話とか
どうでもいいところには挟めないんですよなんでか
本筋でギャグもシリアスを同時にやって町の人は同でもいいことしか話さないってのが
なんかおかしいんじゃないか?となりまして
一般的にはそうでもないのかもしれないけど少なくとも俺はそれを考えた時点で冷めましたw
こんどー>
冷めちゃいましたか(苦笑)
wajiko>
はいw
wajiko>
そこで漸く今年の話です。
「ダンジョン5個でダメなら1個ならどうか」と!
こんどー>
おお、なるほどなるほど!ラストダンジョンだけでどうだとなるわけですね!
wajiko>
そうそうw
余計なイントロが要らない
「ラグナ」のときもイントロやりきる前に飽きたんでねw
んじゃイントロなしだよと。
目的も「魔王を倒そうぜ!」のみ
こんどー>
まぁ、集中できますよね。ラストダンジョンだけなら(笑)
なんで~ とか どうして~ とかいうイントロを全部すっ飛ばしちゃったんですもんね(苦笑)
wajiko>
最初の宝箱開けると魔王があわられて「フハハハ俺の武器は強いだろう」見たいな挑発して消えてく
主人公「ちょうしこきやがって死ね」で本当の意味のイントロ終わり
この手はすごく楽だったw
こんどー>
ちょっと待ってください、いきなり意味がわからない(汗)
それが魔王城にはいって最初に起きるイベントですか?
そんでプレイヤは「よくわかんないけどこの魔王を倒せばいいんだな」ってわかると(苦笑)
wajiko>
えーと
やりゃわかりますw
いきなり動けるようになるんですが
いきなり宝箱があるんですよ
当然開けますよね
んで魔王が挑発してくるイベントにつながります
こんどー>
こりゃまたちっちゃい魔王だな(笑)
wajiko>
いやぁこれはメタ的な矛盾に対抗する手でもありまして
「なんで魔王はわざわざ勇者達の手に届くところに強い武器置いておくの?」っていう
それに対する解が「俺の武器好きなだけあげるよ^^でもお前らは俺倒せないよ^^」っていう
余裕ぶっこいてんですよ魔王は
そんくらいのほうが魔王っぽいよなぁって
こんどー>
あー、なるほどなるほど。
そりゃ「調子こきやがって」「死ね」になるわ(笑)
魔王っていうかどっかのガキ大将っぽいうつわな気もしますけどね(爆)
wajiko>
そして結局最後は倒されるわけだけど「ちょうしこいてるからだデコ助^^」的な
可哀想な魔王にしないための展開を考えて
つまりラストバトル以降の俺が一番やりたかった「本番」の部分ですね
こんどー>
おお、その展開が。
wajiko>
あとそこを打ち込むだけだぞ!!ってところで8/30とかそこらですよw
こんどー>
2ヶ月何やってたんですか(苦笑)
余裕あったはずですよね(苦笑)
wajiko>
本来は一週間で完成させて7月の本戦に出すつもりだったんですよ!
まぁそれは仕方ないからエキシビでお茶を濁そうかと思ったらもう8月末!
こんどー>
「もう」って(苦笑)
これがwajikoさんが今までエターナってきた本当の理由!!!
本当の理由がここにありますよみなさん!!!
wajiko>
www
「ダンジョン一個でも俺は限界なのか」と。
限界をみたまま終わるのが俺かと。
いいや!俺は負けない!
正直ドクターとかに「アマチュアは期限より質を目指せ」って言われたんですが
偶然島本和彦著「吼えよペン」読んだら「駄作を発表する勇気を持て!」って言う回があってwww
どうせこのまま祭に間に合わないならその後もやる気が右肩下がりだぞ!
最後までエターナラーのままだぞ!
そもそも俺の目的は何だ!素晴らしい作品を作ることか!?否!対談することだ!
と思いいたり「帝王祭版」ができたわけです
こんどー>
そこに目的を持ってきちゃダメですよ(苦笑)
でもまぁ、そりゃ、なんつーか
おめでとうございました(苦笑)
wajiko>
ありがとうございました
こんどー>
んで、ありがとうございましたですね(苦笑)
wajiko>
こちらこそですねw
作り始めたのだって皆さんの対談読んでたらすげぇ楽しそうだったからですもんw
今回対談が無けりゃこれ作ってませんw
こんどー>
作品について語り合うチャットは楽しいっていう原則を忘れてましたね(笑)
wajiko>
わざわざhogeさんのチャットに入って煽った事もありましたw
こんどー>
あのへんもこの対談の原点ですからねぇ。
wajiko>
あーやっぱり。
こんどー>
対談でみんな話し終わってスッキリしちゃったからか、
今回のチャットルームは閑散たるものでしたけど(笑)
wajiko>
大丈夫元からでしたw
こんどー>
もーちょっと盛り上がるかと思ってたんですよ。正直言うと(笑)
対談で、作品について語り合う楽しさにみんなが病みつきになってくれればいいなぁって、
ちょっと思ったんですね。
そんで、他の人の作品について話すことにも興味が出てきて、みたいな。
ちょっとそううまくはいきませんでしたけど(苦笑)
こんどー>
「完全版」ってのは結局どのへんが現バージョンより充実しているんでしょうか?
wajiko>
えーとですね
とりあえずさっき言った「ラストバトル以降の本番」が帝王祭版では打ち切り展開になってます
こんどー>
打ち切り?
wajiko>
ラストバトルが終わったら暗転して「…っていう話があったんだよ」で終わり
最後のシーンに出てくるその語り部が「機会があったらその続きを聞かせるよ」的なことを言って完!
こんどー>
ひどい(笑)
打ち切りそのものじゃないですか(苦笑)
wajiko>
打ち切りましたもんw
ダンジョン一個ゲーを端折って体験版っていうのもなんだかなーって感じだったんで
こんどー>
夢も希望もないエンディングバレだ(笑)
これからプレイする人はどんなエンディングを楽しみにプレイすればいいんですか!!!
wajiko>
なんか雰囲気だけでいいんですよ帝王祭版はw
この雰囲気であいそうに無かったら完全版やらなくていいですし
こんどー>
こういうゲームを作りました。こういう展開になる予定ですっていう雰囲気?
wajiko>
はい
むしろ完全版はハッピーな感じではないからある意味帝王祭版のほうが好きって人もいるかもしれません
こんどー>
いや、でもそれを人は体験版って言うんですよ(笑)
wajiko>
でもラストバトルまであるんですよw
ラストバトルまであるのに体験版とは名乗りたくなかった!!!!
こんどー>
むしろなんで完成させなかったんだよってカンジになるな(笑)
wajiko>
ね!!!!
こんどー>
ってことはエンディングなし版と、エンディングあり版みたいな区別ってことなんですかね。
真のエンディングが知りたい人は完全版をどうぞと。
wajiko>
はい
wajiko>
二周しやすいようにザコ戦ありモードとなしモードを搭載してますしね
こんどー>
どういう経緯でそんなモードを搭載したんですか?
wajiko>
ここも「己の限界を知るRPG」たる所以なんですけど
テスト版を知り合いに見せて「こんな感じなんだけど」ってテストしてもらったら
まぁありがたく刺さる言葉が返ってきましてw
そこで「コンセプトの無い戦闘はつまらない」って言われたんです
こんどー>
容赦なかったんですね(苦笑)
コンセプトとは?
wajiko>
なんというか
その「戦闘で何がやりたいか」っていう確固たるものがないと面白くないと
全然情報増えてないなw
でも俺にそうおっしゃったお二人はそういうコンセプトの元で
結果を出してる方だったのでえらくなっとくしましてね
こんどー>
何となく、いいたいことはわかってきました。
どういうところで爽快感を出して、プレイヤに頭を使わせるかしっかり考えなさいよ
ってことですか?極端に言うと。
wajiko>
そうですそうです
プレイヤーのこと考えられないんっですよね
「とりあえず理不尽に殺すことはしないように」「とりあえず単調じゃないように」くらいで
でも「その程度だと結局プレイヤーは不快に思うよ!」という最後の一撃
こんどー>
私なんかは最低限それくらいでいいんじゃないかと思っちゃいますけどね(苦笑)
wajiko>
あとはこんどーさんと同じで「何やってもダメならなくせ」とw
でも今のこんどーさんの発言のように「最低限それでもいいだろ」っていう自分も捨てきれず
「ザコ戦の有無好き勝手決めてくれ!」にしました
こんどー>
あったほうがいいと思うやつはありでどうぞ!どうせ飛ばすやつはなしでどうぞ!ってか。
そういうのもありかぁ、なるほど。
wajiko>
そうです。
セーブポイントでホントに無制限に変えられます
ただ完全に戦闘なしだと余りに間が持たないし
全部デフォマップにしたから歩く楽しさがあるわけでもなく
なのでボスだけは残しました
ザコ戦無しモードだとちょっとした詰め将棋みたいな楽しみ方ができればいいかなーなんて
こんどー>
苦肉の策ってカンジがぷんぷんしますね(苦笑)
wajiko>
苦肉ですw
このゲームは全て苦肉ですよ
凡才が何かを為すには絶えず犠牲にしなきゃならないものがあるんです
こんどー>
まぁ、でも考えようによってはすごく使い勝手のいい聖水が無限に手に入ります!ってことですよね。
んで、ボスが強くて無理だなーって思ったら聖水使うのをやめて、レベルあげすると。
wajiko>
一応ザコ戦なしでボスに突入すると経験値が増える仕様があるんで完全にザコ戦無しでもクリアできるようになってます
こんどー>
そう考えるとなんら普通のRPGと変わりないような気もします。
エターナルホーリーウォーターシステムっていうとカッコいいですしね(爆)
wajiko>
wwww
名づけて「EECS(エターナルエネミーキャンセラーシステム)」です今名づけました
こんどー>
EECSいいですね!(笑)
もしかしたら私も次回作で使わせていただくかもしれません(笑)
wajiko>
ザコ戦ありでも無限に使える「敵の出現抑制」アイテム持ってますし
どんだけ戦闘させたくないんだろうって今になって思いますw
こんどー>
あ、ホントに無限聖水持ってるんですか!
wajiko>
そのアイテムをEECSの切り替え判定に使ってますw
こんどー>
最後に何か言い残したことなどありましたらどうぞー
wajiko>
えーとですね
リードミーでトニーさんに謝辞入れ忘れました!この場をお借りして感謝の言葉を贈らせて頂きます!
こんどー>
なんですかいきなり(苦笑)
wajiko>
このゲームやる暇あるならアニメ《天元突破グレンラガン》と漫画《蒼天航路》を読んでください!
本来はこの話で7割は使いたかったのにw
こんどー>
どっちも読んでないから詳しく知らないです(苦笑)
wajiko>
見る暇読む暇あるならこのゲームやるな!読んだし見たって人もやるな!
こんどーさん紹介文で「中二テキスト」とか言ってましたけど今回は「ぼくのぐれんらがんとそうてんこうろ」ですよw
小二的発想ですw
こんどー>
とはいえwajikoさんの初めて公に出てきたゲームですからね
楽しくプレイさせていただきますよ!
いやほんとね、どんだけ待ったかって話ですよ!
youtubeにまでDDのフラッシュ上げたのは半ば嫌がらせの面もありましたしね(爆)
wajiko>
あれのフラッシュがDDの完成版ってのは今でも変わりませんw
《蒼天航路》に非常に心に残るセリフがありまして
「屹立する関羽の姿は経書の百万言より雄弁ではないか」ってんですけど
説得力ってのは言葉ではなく目に見えるものなんですよね
エリックさんがおっしゃってたようにテキストじゃなく画面演出じゃないとそういうパワーってのは表現できない
でも俺そんなのできないんですよ凡才だから
努力すればできるんだろうけど努力しない凡才だから
それをしないで「経書の百万言」でいくことにした
語りたいことを敢えて語らないってのも俺にはできない
故に己の限界を知るRPGなんです
とにかく劇中で語る語る!画面では魅せない!だからやる時は注意してね!
こんどー>
わかりました(苦笑)
今日はどうもありがとうございましたー!
wajiko>
ドリルは俺の魂だッ!
以上!